2008年10月30日

雨降って地固まる

SANY2582s.JPG
紆余曲折の多い下水道プロジェクトですが、最近だいぶ光が見えてきたような。

問題の多い地域で工事を始めるにあたって、
コンサルタント側(私の配属先)と施工業者とで話し合いの場を設けた結果、
コンサル側が現場周辺の権力者に説明に行って欲しいと要請がありまして。
私くらいしかいける人間がいなかったので、通訳に一人連れて現場の周辺に説明
に行ってきた。

ちょっと、抵抗とか反抗(?言葉が間違っているかもしれませんが。)、抗議、
罵倒など
否定的な態度を予想して身構えていた部分もあったけど、
あっけないくらいに理解を示してくれてある意味、拍子抜け。
かなりな協力体制をみせてくれた。

今までも現場に行ってはいたけど、偉い人たちには挨拶などせずに
ひたすら道路沿いで働いていたため、全然認知されていなかったこととか、
自らコンタクトを取ろうとしていなかったのはやっぱりまずかったなと反省。
もう少しうまいやり方をしていたら、もっと早く協力体制を作れたかもしれない
と思う。

しかし反面、恐らく私が行ったから良かったんだろうなぁと思うこともあって。
まず彼らは、英語で話している時はかなり穏やか。(恐らく、罵る語彙が無いか
ら?)
加えて、お金を出している援助側の人間のようにも思われているような気配もある。
私自身は、別に組織のイメージを守ろうとか利害関係とか全くなく、
正直に思うことを言えるという気楽な立場なので素直に謝れるし、
設計のミスや計画の甘さなどの批判も(おおっぴらじゃないけど)しやすい。
まぁそんなわけで、何かと仕事がしやすくなってめでたし。
自分にとっても、現場に行き甲斐が出来て嬉しい。
思いの外うまくいくこともある。ってなもんですね。

こういうとき、自分が女でよかったと思う。
日本でもそうだったけど、お客さんが土木関係だと9割がた男性なので、
「女性が土木の世界で働くのは大変でしょう」
とか、
「男ばかりのところに女性が来てくれると嬉しい」
とか、
手厚く迎えてくれることが多い。
ウガンダは日本の上を行く男社会で、そこに私が行くと
向こうも態度をやわらげてくれるように思う。ま、全部憶測だけど。

話し合いの次の日から行った工事にも、工事用のトラックが通れるように指示し
てくれたり、
日本人は勤勉だと言ってくれたり、何かとやさしい。

日本ではあまり使いどころがなかったけど、ここはひとつ女を武器にしてこのプ
ロジェクト乗り越えていこうと心に誓うのでありました。

写真: このまま固まってしまうと困る工事中の地
posted by おおゆき at 14:43| Comment(2) | TrackBack(0) | ウガンダで活動中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おおゆきちゃん良かったで〜す!
“現場での遣り甲斐”が戻り、また新たな気持ちで取り組めそうですね!

現地の方も協力的になってくれたようですし。

男性の多い中で。。。男性社会の中で。。。大変でしょうが。。。

これからも女性としての温かさ&細やかさを発揮されて、ムードメーカーとしてご活躍くださいね!
Posted by Usagi at 2008年10月31日 12:01
ムードメーカーはちょっとわからないけど、やれるだけ頑張ってみるよ〜。

遠くから応援してくれる人がいると思うと、励みになります。ありがとう。

あと2ヶ月で工事終了しないような気もしてきたけど、何とかなるかな〜。
Posted by おおゆき at 2008年11月01日 20:08
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